伝統芸能の種類と特徴

まず日本の伝統芸能には、日本舞踊が挙げられます。
名前を聞いたことがある人が多いでしょうが、実は流派や昔ながらのもの、新しいものを含めれさまざまな種類があります。
神楽や田楽、雅楽、さらに夏祭りの時に踊る盆踊りも、日本舞踊に含まれます。
知らない間に、日本の伝統芸能に触れていた人も多いでしょう。
また歌舞伎でも日本舞踊を踊るシーンがあるのですが、歌舞伎舞踊と呼んでいます。

演劇も伝統芸能の1つで、大きく分けて3種類があります。
まずは能楽というもので、これに能や狂言が含まれると覚えておきましょう。
こちらは国の重要無形文化財に登録されており、大切な日本の伝統文化です。
次は歌舞伎で、テレビで歌舞伎役者を見たことがある人も多いでしょう。
最後は江戸時代から続く伝統芸能の、人形浄瑠璃というものです。

落語や講談などの演芸も、日本の伝統芸能に含まれています。
落語や講談は、テレビでも見られるので触れやすいですね。
さらに奇術という演芸もあり、こちらは簡単に説明するとマジックです。
奇術は今のマジックと同じように、人の錯覚を利用してお客さんを驚かせています。
そして漫才も、日本が誇る伝統芸能です。
お笑い芸人が出る番組でよくやっているので、誰でも1回は見たことがあるはずです。
また定期的にお笑いのライブが開催されており、ほかの伝統芸能よりも身近で、気軽に見ることができるので、伝統芸能の初心者におすすめです。
このように好きな伝統芸能を見つけて、積極的に触れてください。